35 CoCreationがNECのASEANエリア現地法人社長を対象に9ヶ月の研修を実施

日本初のオントロジカル・コーチングを活用し、コーチング事業を行う35 CoCreation合同会社(本社:東京都渋谷区、CEO桜庭理奈)は、日本電気株式会社(本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC) )のASEANエリアの現地法人社長に対し9ヶ月のリーダシップ研修『ASEAN Leadership Program』を提供しました。

NECのリーダーシップ研修『ASEAN Leadership Program』の概要

▽参加者:NEC ASEAN各国の現地法人社長6名

▽目的:『変革時の会社経営における不確実性を、正しく取り扱える状態を目指す』『受講者のグローバルリーダーとしての経営マインドセットを発展させる』

『ASEAN Leadership Program』において、35 CoCreationが行ったこと

  • チームコーチング
  • ワークショップ
  • 現地法人社長への1on1コーチング

ワークショップでは以下テーマを取り扱いました。

  • 変革をもたらすリーダーにとって必要な、「新しいものを取り入れるオープンさ」を身につける方法
  • 変革に前向きになるように、チームメンバーのマインドセットと行動を変革させるリーダーシップ
  • 相手の真の課題感や感情を顕在化させるアクティブ・リスニングの姿勢と方法

本研修を終えて

35 CoCreation 代表 桜庭理奈 コメント

NEC様のグローバルビジネスにおける大きな転換期において、この度のリーダーシップ開発とカルチャー変容のプロジェクトをお任せいただきました。母体が大きい大企業において、経営層や本社側のメンバーが俯瞰図的な、いわゆる『鳥の目』で明確なビジョンを掲げ言語化し、コミュニケーションし直接リードできる領域もあります。その一方で、多くの国や拠点では、異なる文化背景、これまでの事業文脈、各拠点長とローカルメンバーとの信頼関係、顧客との密な連携など、現場感覚をもった、いわゆる『虫の目』での視野や感覚を無視して、大きな変革という船は目的地に到達することはできません。

弊社にご相談をいただいた際、NEC様はこの2つの視点を、同等に重要視されており、大変感銘を受けました。わたくしどもがご支援させていただいたのは、まさしく『虫の目』で各拠点の社長が何を感じているのか、率直な対話が出来る心理的安全性の高い場を1対1のコーチングや、各拠点の社長6名が集まるチームコーチングの場を提供することで、なかなか普段顕在化しない真の心配事や課題感を吐露する事が可能となりました。包み隠すことのない、在るがままの姿で互いの対話や英知に頼りながら、最終的に変革を推進する糸口や解決策を共創することが可能となりました。

NEC グローバル企画部門グローバル企画統括部長 武智裕子氏 コメント

NECでは、昨今、日本も含むグローバル市場で更なる利益ある成長を実現するために、グローバルビジネスにおける運営モデルへの変革に取り組んでいます。この新しいモデルをより強固なものにしていくためには、日本本社・海外現地法人双方のマインドセット・行動の変容が求められています。

9か月のプログラムを通じて、ASEANの現地法人社長は、マインドセット・行動の変容が実現できました。ただ、市場環境も大きくそして速く変化する中で変革の旅には終わりはありません。このプログラムで得た素晴らしい変容を常に磨き、現地法人社長がNECのグローバル事業の利益ある成長をリードしていくものと確信しています。

今般、35 CoCreation様には、ASEAN現地法人の様々な国籍の社長6名を対象として、大切な変革期におけるチェンジマネジメントを伴走いただきました。35 CoCreation様からご提案いただいた、①対象者が市場の変化や組織の変化を、「受容」することにまずは注目し、専門的なアプローチを組み合わせて対象者自身のリーダーシップや組織の原動力そのものに昇華させる点。そして、②ともに変革を推進するモデルリーダーとなり、組織横断的に連動した事業運営を目指す点がNECの目指したい姿に合致しました。

NECについて

・本社所在地:東京都港区芝5丁目7-1
・代表者名:森田 隆之
・上場:東証1部
・URL:https://jpn.nec.com/

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